9.売るタイミング=リバランス

資産運用 編(分散投資web)
  1. 元本割れの真実
  2. リスクの種類と解説
  3. 外貨投資をしないことはデメリット
  4. ポートフォリオ@円資産と外貨資産
  5. ポートフォリオAインデックス投資
  6. ボラティリティでリスクを知る
  7. 相関係数から分散投資
  8. 買うタイミング=ドルコスト平均法
  9. 売るタイミング=リバランス
  10. 初めての投資商品選び
  11. 目的別資産運用はしない
FX(外国為替証拠金取引) 編
  1. FX(外国為替証拠金取引)はハイリスクか?
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  4. 金利リスクに注意
  5. FX(外国為替証拠金取引)の使い方
  6. 通貨分散の意義と問題点
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  1. インデックスファンドとは
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  4. インデックスファンドでの資産運用
  5. インデックスファンド(日本株式)一覧と選び方
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リバランスとは

 資産運用が長期にわたれば
 運用成績の良い資産クラスと運用成績の悪い資産クラスができ、
 分散投資(ポートフォリオ)の割合が、変化してしまうことが考えられます。
 その変化した分散投資(ポートフォリオ)の割合を
 元に戻すことをリバランスといいます。

「モニタリング」 と 「リバランス」

 内藤忍 著「内藤忍の資産設計塾―あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法」によれば

   モニタリングを行い
   その時、
   ポートフォリオの割合が5%以上ズレていたら行う

 と指摘しています。

 モニタリングとは
 資産クラスの運用状況のチェックのことです。

 どれだけ
 利益がでているか、損失がでているか、を調べるのです。

 この場合の利益や損失は評価損益です。
 よって実際の資産が増えたり減ったりしているのではありません。
 (評価損益についてはこちら→元本割れの真実

 さて、モニタリングは
 毎日するのではありません。

 普段は、ほったらかし でいいのです。

 モニタリングの時期は
 先ほどの本によれば
 「3、6、9、12月に送られてくる取引報告書が来た時」でよいとあります。

 モニタリングは 年4回。

 そのとき
 ポートフォリオのズレを調べて、
 5%以上あれば、リバランスします。

 5%以上なければ、リバランスしません。

 つまり
 リバランスは、年間、最大4回であり、最低は0回ということです。

 1年を通じてリバランスすることがないときもあるわけです。

 リバランスするということは
 決済コストがかかります。

 そのコストと運用効率アップのバランスを考えると

   年4回のモニタリングで
   しかも5%のズレがあるとき

 という基準がベストバランスなのです。

リバランスすると運用率が上がる理由

 リバランスが行われるのは
 資産クラスの運用が非常に良いものと
 資産クラスの運用成績が悪いものに差があるときです。

 例えば
 『7.相関係数から分散投資』のページの相関関係でみたように
 日本株式と日本債券の相関係数は、
 −0.534 と、逆相関がみられます。

 よって
 日本株式が不調のときは
 日本債券が好調のときです。

 ここで、リバランスを行うとどうなるでしょうか。

   運用成績のよい日本債券の一部を売却して利益を得る
   その利益で、日本株式を買う

 ということになります。

 つまり
 安い株を買うことができるわけです。
 安いときに買うのは投資の基本ですね。

 しかもその資金は、運用益であり、あなたの給与収入ではないのです。

 ある意味、ただで増えたお金で
 安くなっている株をたくさん買った、ということです。

 それから6ヶ月経過したら
 逆に、株価が上昇し、債券が下落しているかもしれません。

 安い株をたくさん購入したことで
 日本株式の資産は大幅に増えたことでしょう。

 こんどは、その増えた株式の利益で、債券を買うのです。
 安くなったお買い得な債券を!

 その繰り返しを行うのがリバランスなのです。

   高い時に売って
   安いときに買う
 という投資の基本中の基本を
 相場を読まずに、実行していくことになります。

 なんとなく、ワクワクしてきませんか。
 (*^^)v


   1.元本割れの真実
   2.リスクの種類と解説
   3.外貨投資をしないことはデメリット
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   5.ポートフォリオAインデックス投資
   6.ボラティリティでリスクを知る
   7.相関係数から分散投資
   8.買うタイミング=ドルコスト平均法
   9.売るタイミング=リバランス
10.初めての投資商品選び
   11.目的別資産運用はしない

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